まずは落ち着いて行動してください。頭などを打ったら、あまり動かないようにしてください。ケガの状況に応じて、病院への手配をしてもらいましょう。
☆心と体の安心ステップ☆
1.負傷者の救護、道路から危険物の除去
◆負傷者がいる場合は、緊急を要する場合は救急車を呼び、自力で移動ができる軽いケガの場合でも加害者に付き添ってもらって病院へ行きましょう。
◆二次災害を防ぐために、事故車両を安全な場所へ移動させ、非常点滅灯などの停止表示機材を置きます。移動できない場合は、発煙筒などで後続車に事故があったことを知らせます。
◎応急救護のポイント!!
①意識確認、安全な場所への移動
②体位管理
→ 回復体位で、のどがふさがるのを防ぐ!
③呼吸状態の観察、心肺蘇生
→ 気道の確保(頭部後屈あご先拳上法)
→ 心臓マッサージを1分間に100回の速さで行う。
→ 意識が戻らなければ、AEDを使用する。
④止血
→ 患部の圧迫だけで止血が困難な場合は、傷口より心臓に近い部分に止血帯を巻く。
また、周りの助けを借りた方が応急救護をスムーズに行えますので、早い段階で大きい声で周りに声をかけ、119番の指示をしてください。
2.警察へ「人身事故」届けの連絡
・いつ
・どこで
・どのように
・誰が
・どうなったのか
(例) ●時▲分ごろ、本郷台の駅前で、私が停車しているところに後ろから追突されました。私の車の同乗者がケガをしました。車は移動できないで道路上にあります。
と、警察にご連絡してください。
3.加害者の確認
携帯電話で写真を撮影するといいです。
◆事故車両 : 加害車両ナンバー、車種、色
◆住所 : 運転免許証に記載されている住所、氏名、本籍
◆連絡先 : 加害者の勤務先、連絡先の住所、氏名、電話番号
◆保険関係 : 車検証、自賠責保険証、任意保険の保険会社名、証明書番号など
4.目撃者の確認、証拠の確保
後日争いになった際の証拠となります。
◆周囲に事故を目撃した方がいたら、その方の氏名、連絡先を聞いておく。
◆事故車両、事故状況がわかるように、携帯電話で写真を撮影しておく。
5.自分の加入している保険会社へ連絡
保険内容によって、受けられる保証が変わりますので、事故状況を説明してください。
6.医療機関への受診
大きいケガなら救急車で病院へ運ばれるのでいいのですが、目立ったケガがなくても、必ず整形外科を受診して下さい。精密検査を受け、診断書を発行してもらってください。
◎最重要ポイント!!
診察を受けないまま物損事故として警察に報告してしまうと、あとになって事故によるものとみられる身体の張りや痛み、しびれ、ダルさが出た場合、交通事故証明書を物損事故から人身事故に切り替える際に非常に手間がかかります。さらに、任意保険では、物損事故として処理したにもかかわらず、数日たってから後遺症が発症した場合には、その後遺症が事故が原因としたものであると証明できない限り、保険金の支払いを拒否されてしまいます。
7. 交通事故証明書をもらう
◆自賠責保険の請求に必要となります。
◆申請用紙は、警察署、交番、駐在所、などに置いてあります。また、自動車安全運転センターHP内からも申し込めます。
◆申請者の住所又は郵送希望宛先(通信欄に記入)へ郵送されます。
8.加害者の保険会社の担当者に、しみずばし鍼灸整骨院への通院希望の連絡を行う
電話で保険会社の担当者に、「しみずばし鍼灸整骨院への通院を希望している」と伝えてください。
担当者より、しみずばし鍼灸整骨院に施術依頼の連絡が入り、施術を受けることができます。