膝の治療レポート:インディバ&鍼
しみずばし鍼灸整骨院の大谷です
11月も終わりに近づいてきましたね。
東日本大震災の影響で、私の住んでいるところは津波の危険があるからか、来年から家賃が下がるという奇跡が起こりました。(単純に喜んでもいられないですが(汗))
続々と値上げされる中、『下がる』こともあるんだな と驚きです。
家賃と関係ありませんが(^^ゞ
先日、慣れないスポーツをやって膝を壊してしまいました。
よく患者さんからも
『お皿の中が痛む』と聞きますが、まさに同じことが自分にも起こりました。
なかなか不快です…
もともと、前十字靭帯と内側側副靭帯を何回も痛め、大腿膝蓋関節症などの症状でサッカーのような動きは苦手なのですが、以前に比べたら症状も治まっているので軽くやってみようと思った、
その結果がこれです(泣)
これは、帰宅直後の痛くて伸びない・曲がらない状態の膝です。
一見なんの変哲もなさそうで、右側はむしろ細く見えますが、
慢性的に膝を故障しているとこのように腿の筋肉(大腿四頭筋)が細くなってしまい
ます。
痛いのは、この右側のお皿の上です。左に比べるとお皿の形があいまいな感じがしますね。
腫れているために、伸ばしても曲げても最終可動域までいってくれないのです。
お皿の奥が痛く、伸ばした時に『パキッ!』という音と共に痛みが走るので、何かが引っ掛かっているのだと思われます。
今回は、この痛みを早く取るべく鍼とインディバを施しました
↓↓翌日、サポーターを巻いて昼まで勤務した後の膝です。
相当痛い状態です(泣) お皿の輪郭がなくなり、腫れています。
写真は、膝に鍼を打っているところ。
6㎝の鍼をお皿の下を通し、裏側でクロスさせ、電気を流します。
腫れているため、途中で止まりましたが、これでもかなり重い響き(^^ゞ
このあと、インディバをかけます
ちょっと端折ってご紹介していますが、右側は少し足を動かしながらインディバをかけている様子です。
ガチガチになっている膝にインディバの温かさはとても気持ちよく緩まっていく感じがします。
あとは、体重がかかっている状態で痛みがなければ午後の仕事はイケる…!!
ということで、鍼とインディバをかけた後の膝がコレです↓↓
右足のお皿、出現(泣)
インディバはむくみの治療に優れていて、鍼は痛みの治療に優れています
ひっかかりは今回の治療では取れていないので、杉山先生に膝の牽引をしてもらいました。
あとはアライメント調整で、屈伸する時はゆっくりと膝とつま先が真っ直ぐになるよう注意します。
今回、痛めた翌日から早速手厚い治療を施したので、ここ数年の中で一番ベストな状態の膝にもってくることができました
なんと!!施術後から、膝のレキ音(屈伸時になるメリメリ音)がなくなりました。
これにより、痛みなく階段の上り下りがスムーズにでき、余裕で正座ができるようになりました。
一回悪化させると落ち着くまで2か月はかかる膝ですが、まだ回復力が残っていたことに驚きました。
インディバは単独で使うより、組み合わせ治療を得意としています。
オイルマッサージ+インディバでもいいですし、今回のように鍼治療と組み合わせるのもオススメです。
オイルや鍼で施術した効果を持続させてくれる役割りがあるので、
今回は2回の鍼+インディバで、3日目からサポーターを外して動けるようになりました
症状によって電極をつける場所を変えたり、あえて温めずに組織の回復を促す方法もあります。
もうご存知の方も多いかと思いますが、ぜひ皆さんも体験してみてください
このような、膝の症状でお悩みの方はこれからの寒い季節に最適ですよ(^^)/