眼精疲労について
あけましておめでとうございます
しみずばし鍼灸整骨院の大谷です
今年の初詣は、山梨の甲府市にある『武田神社』へ行ってきました。
元旦から気合を入れて出かけましたが、着いた途端に雪が降り、横殴りの雪に打たれながら本殿まで1時間並びました…
武田神社は『武田信玄』を祀っていて、勝負ごとや金運をお願いするといいそうです。
大行列に並んだのだから…!と、お参りの時にきちんと住所まで伝えようとしたら、後続が気になりうまく住所が言えませんでした(泣)
いつもこんなもんですね(笑)
さて、
1月7日、今年の初勉強会を分院にて行いました。
本院の藤井先生による『眼精疲労』のお話です。
眼精疲労は、パソコンやスマートフォンの普及により以前では見られなかった疾患が比較的若い世代にもみられるようになりました。
近くの物を見つめる(注視)機会が増えてしまったことが原因で、早期の老眼(遠視)や白内障、緑内障、飛蚊症、斜視といった疾患につながる可能性が高くなってしまいました。
そういえば
駅のホームを見てください。みんな頭をもたげて下を向いていますよね。
きっと、スマートフォンや携帯がなかったときはこんなにも下を向いて電車を待つ光景は見られなかったでしょうね。
私はipad miniなので、時々重みで腕が疲れますがそこそこ大きいので注視してる感覚はないですが
でも、画面から出るブルーライトがキツイと感じます。
朝は目を覚ます効果もあるようですが、夜は頭が冴えてしまって眠りにつきにくくなるので注意が必要ですね
目の老化ポイント
眼球のどの部分を痛めると疾患が現れるのか、まとめです。
水晶体
血流の滞り、免疫力の低下、体の酸化により、膨らんだり(肥大)硬化、白濁をすることで、老眼や白内障を引き起こします。
硝子体
免疫力の低下、体の酸化により線維化(本来柔らかいはずの組織が繊維状に変性し始める)が起こる事で、飛蚊症を引き起こします。
外眼筋
筋力低下、血流の滞りで仮性近視、斜視、眼精疲労を引き起こします。
飛蚊症とは、視界の中をゴミのような、糸のようなものがさまよう症状です。
最近よく聞きますが、硝子体が原因しているとは思いませんでした。
他には、網膜や視神経が老化により衰えた場合にも症状が現れてきます。
眼精疲労による治療について
各自でどのような治療をするか、鍼灸師、柔整師のできることを発表しました。
眼精疲労=白内障、飛蚊症などなど…ではなく!!!
目が疲れやすい、かすむ、充血、肩こり、倦怠感、うつや睡眠障害などの精神的症状をいいます
これらの症状を放置することで症状はますます悪化します。
根本は姿勢や、PC作業を減らすことなどで改善していかなければなりませんが、
目の辛い症状は自律神経にも大きく影響し、全身にさまざまな影響を及ぼします。
その、辛い部分へのアプローチと全身を調節する治療を当院では行っていきます。
肩から首にかけてのマッサージ、
全身調整のための骨盤調整や、目へのアプローチのために顔コリO2オイルマッサージを行います。
鍼治療も目の疲れを癒すのに効果的です
自宅では、ホットアイマスクやアイスノンを活用して毎日のケアを行いましょう。
目を直接温めずに、肩を温めても症状が軽くなりますよ。
それから、注目なのが『体の酸化』も目に影響するというところ
水素水は体をサビさせない効果があります。
昨年10月より、待合室に設置しています。ぜひこちらも治療の際に飲んで見てくださいね
あらためて、『眼精疲労』について藤井先生に教えていただきましたが、
目は脳の一部が外に露出している部分であり、
東洋医学では精神状態はそのまま目に現れると言われています。
『目は口ほどに物をいう』ということわざも有名ですね
これから受験シーズン突入です!
勉強で追い込んでいる学生さんもぜひ大切な試験の前に眼精疲労の治療をしてみませんか???