膝の痛み ~水泳膝編~
こんにちは 😆 しみずばし鍼灸整骨院の菅野です。
11月に入り、大分朝晩寒くなり、その日によって気温差がありますね。
季節の変わり目でもあり、ぎっくり腰や寝違えなど気をつけましょう。
体を冷やさない事、ストレッチなどこまめにしていきましょう。
今回は、水泳膝についてご紹介させていただきます!!
水泳膝とは?
水泳膝は、水泳中の動作によって主に膝の内側に痛みが出てしまう症状の事で、
痛みにより泳ぐ事が出来なくなる他、歩行困難になる事もあり、
慢性化してしまうと、運動を続ける事が出来なくなる場合があります。
正しいフォームの身についていない水泳初心者や、
平泳ぎを多く練習する選手に起こりやすい疾患と言われています。
水泳膝はなぜ起こる??
なぜ水泳膝は、平泳ぎに多いのでしょうか?
平泳ぎでは、キックする際に膝をひねり、強く水を蹴ることを繰り返します。
その動作を繰り返すことで結果的に、膝を伸ばす太ももの筋肉(大腿四頭筋、内転筋など)
が硬くなり、膝の内側の靭帯に負荷がかかり、その周囲に炎症を起こして
水泳膝(平泳ぎ膝)が起こると考えられています。
膝の関節構造!!
膝の関節は、屈伸運動(伸ばす、曲げる)の動作が主であり、平泳ぎのような動きでは、
捻じりながら屈伸することはとても不向きな関節構造です。
そのために、積み重なる筋肉へのストレスや疲労が溜まることで
膝の靭帯に炎症を起こします。
水泳膝になってしまったら・・
当院では、膝の靭帯や半月板へのアプローチだけで終わらせることはしません。
痛みの原因は、他にあることが多いのです。
骨盤の歪みがあることで、大腿骨が捻じれて色々な筋肉に負担がかかり
緊張することで、腱や靭帯に炎症が起こったりもします。
適切な検査と触診で原因を見つけ出し、患部だけではなく
体全体で診ていくことが、早期回復の近道だと思います。