ふとももの働き?!
こんにちは。しみずばし鍼灸整骨院の杉山です。
夏も終わって、セミも静かになってきましたね。
ただ、ここ最近は台風も多く
天気もスッキリしない日が続きますね。
また梅雨が戻ってきたみたいですね。
大腿直筋
皆さんは” 大腿直筋 ”をご存知でしょうか?
足の太ももにある4本の筋肉が1つになって大腿四頭筋と呼ばれています。
そのうちの一番前の中央のあるのが大腿直筋です。
大腿直筋は骨盤の骨(下前腸骨棘)から
膝の下(脛骨粗面)の所に付着します。
この筋肉の主な働きは
・股関節の前に曲げる動き(屈曲)
・膝関節を伸ばす動き(伸展)
が主な働きになっています。
日常生活の中での動きで言うと
・立ち上がる時の動作
・歩行動作
・歩行時に太ももを前方に振る動き
などがあります。
スポーツの中の動作だと
・ランニングやダッシュの時
・サッカーでボールを蹴る動作の時
などに力が発揮されます。
疲労を溜めると…
日常生活でもスポーツをしている時でも
歩いたり走ったりする時に働いてるので
常に働いてると言っても過言ではありません。
いつも頑張っているので疲労も溜まりやすいです。
大腿直筋が疲労を溜めてしまって
筋肉の柔軟性が低下してくると
いろいろな怪我や症状に繋がってしまいます。
小学生の高学年から中学生の子供によく見られる
” オスグッドシュラッター ”は成長痛と言われてますが
大腿直筋の柔軟性の低下が原因になったりもします。
大腿直筋の柔軟性が低下すると
陸上のスタートダッシュの時、サッカーのボールを蹴る時などの
瞬発的な動きの際に” 肉離れ ”を起こしたりもします。
先でも説明しましたが、筋肉の付着部が骨盤の骨なので
筋肉が骨盤を引っ張り、腰痛を引き起こすことにも繋がります。
大腿直筋には柔軟性があった方がいいのです!!
どうなったら”柔軟性が無い”ってわかる?
柔軟性が低下した大腿直筋は
ストレッチをかけると痛みが出ます。
うつ伏せになって膝を曲げていきます。
そうすると、大腿直筋にストレッチが働き痛みが出るため
その痛みを回避しようとお尻が持ち上がります。
これを”尻上がり現象”といいます。
この状態になったまま運動を続けていると
先で述べたような怪我に繋がってしまいます。
治療・メンテナンスしましょう!!
当院ではこのような治療をします。
・インディバ治療
深部から筋肉を温めて、緩めていきます。
・グローブ治療
手袋に電機を流して筋肉を直接ほぐしていきます。
・O2オイルマッサージ
酸素配合のオイルなので凝り固まった筋肉もほぐれます。
合わせて、ストレッチの指導などもしていきます。
これから”スポーツの秋”
運動会シーズンになります!!
怪我には気をつけて体を動かしましょう!(^^)!
怪我をしてしまったら…お待ちしております。