硬い筋肉!!
こんにちは。しみずばし鍼灸整骨院の杉山です。
寒さが本気を出してきましたね(>_<)
年末も近付いてきて
年を越す準備も
忙しくなってきましたね。
でも、その前に!!
赤い服着たヒゲのおじちゃんが
良い子の家に勝手に入ってくる時期なので
戸締りはしっかりしてくださいね!(^^)!
とくに、煙突のあるお家は要注意です(^^)
寒さと筋肉
前回、「寒くなるとストレッチが減る」ことに
少し触れたお話をしました。
今回は、筋肉が硬いがために
起こってしまう症状を紹介します。
皆さんは「オスグッド・シュラッター病」
って聞いたことありますか?
一般には「オスグッド」と言われています。
運動をしている小学生から高校生によくみられます。
なぜ、オスグッドは起こってしまうのでしょうか?
知っておくと予防にも繋がりますし
今現在、症状のある人には
痛みを抑えることにも繋がるかもしれませんね。
オスグッド・シュラッターって?
オスグッドは10歳代前半のスポーツを
している男子に多く見られます。
(もちろん!女の子にも起こりますよ!)
膝のお皿の下にある脛骨粗面という部分に
太ももの筋肉の大腿直筋が付着します。
オスグッドはこの付着部に
痛みや腫れを引き起こします。
大腿直筋はダッシュやジャンプ
キック動作のような膝の曲げ伸ばし
の時に働く筋肉です。
成長期には身長が伸びます。
それは骨が長くなったり、太くなったりする成長です。
しかし、筋肉は骨と同じようには成長しません。
骨は伸びるけど筋肉は伸びない!
↓
筋肉が伸びない状態で筋肉を使う!
↓
使われてる時は、筋肉が収縮(引っ張り合う)します。
ずっと引っ張られたままの筋肉は硬くなります。
↓
その硬くなった筋肉は付着している部分の骨を
引っ張ってしまい、その引っ張られた部分が
炎症を起こして痛みを出します。
痛みが出たままジャンプをしても
ジャンプ力は低下します。
痛みが出たままダッシュしても
タイムが低下したりするなどの
運動能力の低下に繋がります。
筋肉の柔軟性が低下している
状態で運動を続けることにより
繰り返し患部にストレスがかかり
なかなか痛みが引かなくなります。
自分でできるケアは・・・
痛みが強い場合には、運動を中止して
安静にする保存療法が基本になります。
しかし、運動を休めない方も
中にはいるのではないでしょうか。
運動を続ける場合は
運動の前に太ももの筋肉を
十分にストレッチをします。
運動後には患部のアイシングを行って
炎症を抑えます。
患部の引っ張られている部分を
押さえるサポーターも市販で売られています。
運動する際に使うのも効果的と思われます。
当院では・・・
当院で行う治療は
痛みが出ている患部への
グローブ治療や超音波による治療。
それと太ももの筋肉の硬さを取り
柔軟性を出すためにインディバ治療と
ストレッチの指導を行っていきます。
O2オイルマッサージも効果的です。
寒くなってきているからこそ!!
ストレッチをしっかりやって
ケガをしない体にしていきましょう(^^)v