スポーツ障害~足関節捻挫
こんにちは。
しみずばし鍼灸整骨院の杉山です。
毎日、暑い日が続いていますが
体調管理は出来ていますでしょうか?
今年は異常気象と言われてます。
さすがにこの暑さは体にこたえます。
秋が待ち遠しいですね(*^_^*)
足関節捻挫
前回、RICE処置の話をさせていただきました。
今回はその処置が身近で必要になると
思われる足関節(足首)の捻挫について
簡単にお話します。
足関節には、足の外側と内側に
関節の動きをを支える靭帯があります。
その靭帯が伸びてしまったり、切れてしまったり…。
靭帯の損傷を”捻挫”と呼んでます。
足関節はつま先が内側に向く”内反の動き”と
つま先が外側に向く”外反の動き”があります。
そのうちの内反方向に捻ってしまう
内反捻挫が多くみられます。
その時に損傷する確率が高い靭帯が
前距腓靭帯と呼ばれる靭帯になります。
足関節捻挫の症状
足首の靭帯を損傷してしまうと痛みが出ます。
その損傷の度合いも分けられています。
靭帯が伸びてしまう程度だと、1度損傷。
靭帯が部分的に切れてしまう程度だと、2度損傷。
靭帯が完全に切れてしまう程度を、3度損傷。
このように区分されて評価されます。
前距腓靭帯は外くるぶし(外果)の前方にあります。
損傷すると熱感(炎症状態)を持ち、腫れます。
患部(損傷部分)には圧痛(押すと出る痛み)や運動痛(動かすと出る痛み)も
あり、受傷した形に動かすと、痛みが増します。
2~3日(個人差はあります)くらいすると、皮下出血斑が出てきます。
ここでRICE処置
受傷後、なるべく速くRICE処置をします。
Rest(安静)…運動を中止して安静にします。
Ice(冷却)…患部を冷やします。
Compression(圧迫)…患部が腫れないように圧迫します。
Elevation(挙上)…血流のコントロールの為、心臓より高い位置で
腫れや炎症を抑えます。
処置をしたら、出来るだけ速く
医療機関を受診しましょう。
甘くみてはいけません!
ただの捻挫だと思い、様子を見よう!!
なんて思わず、出来るだけ速く医療機関で
診察や治療を受けてください。
捻挫は捻り方によって、骨折を伴う事もあります。
痛みが強かったり、腫れが大きかったり、
とくに、足が地面に着けないほどの痛みが
出たら早急に医療機関を受診して下さい。
より、はやくピッチへ復帰して
よいパフォーマンスを望むのであれば
最初の処置が重要になります。
是非、参考のしてみてください(*^_^*)