股関節からくる腰痛の巻
おはようございます。
8月に入社いたしました柔整・鍼灸師の古賀です。
今回のブログは、古賀が担当させて頂きます。
季節の変わり目となり気温差が激しい時期になってきましたね
気温差が激しい時は腰痛が起こりやすくなりますので
なるべく腰を温めて傷めないようにお気をつけください。
腰痛なのですが、前に投稿した古賀の自己紹介で書きましたが
8年ほどまえにゲーム会社に勤めておりまして
その際に腰痛になり、今でも疲れてきたりすると腰が痛くなってしまいます。
腰痛といっても、腰自体からくるものやお尻の筋肉からくるもの
最悪の場合は骨自体からくるものと様々です。
その中でも長時間の座り仕事で起こりやすいと感じる
腰痛について今回は、書いていこうと思います。
腰にマッサージや鍼をうけても、いまいちスッキリしない
痛みがとりきれないなど経験ありますか?
古賀もマッサージをうけても、いまいち取り切れていない感じがあり
なんだか、もやもやした時期を過ごしていました。
そしてこの業界に入ってわかったことがありました。
古賀の腰痛は腰自体が原因ではなく、股関節や太ももの筋肉が
前から腰を引っ張って、腰に痛みを出していたのです。
実際に股関節にある筋肉「腸腰筋」、太ももの前の筋肉「四頭筋」に鍼をうけた途端
痛みが一気に消えて驚きました。
慢性的な腰痛なので、この一回で治る事はなかったのですが
鍼ってすごいですね!
古賀の腰痛の原因は、長時間座って仕事をしている事で
上で書いた通り、股関節の筋肉と太ももの筋肉が硬くなり
前から腰を引っ張り、腰に負担をかけて痛みを発生させるものでした。
このタイプの腰痛はデスクワークの仕事の方に多いと感じます。
ここで問題となる「腸腰筋」なのですが、
腰の骨である腰椎と骨盤をつなぐ筋肉の総称で
主に「腸骨筋」「大腰筋」の事をいいます。
この筋肉が悪さをして痛みを出している場合は
筋肉が付着している腰椎の際に痛みが出ることが多いです。
筋肉で言うと「多裂筋」あたりに痛みがでます。
身体を後ろに反った時に腰に痛みが出れば、「腸腰筋」が怪しいです。
このように前から引っ張るタイプの腰痛の気をつけないといけないところは
身体の後面の腰側だけをゆるめて、前面の股関節側をそのままにしてしまうと
後面が緩み前面ひっぱりが優位になり、腰の痛みが増強する恐れがあります。
ですので古賀が腰痛の施術をする際には
必ず前面と後面の両方にアプローチをしています。
では、実際に「腸腰筋」を緩めるにはどうしたらいいのか?
「腸腰筋」は、ストレッチがオススメです。
検索すると、いろいろなストレッチがでてきますが
1つベッドで出来る簡単なストレッチを紹介します。
写真のように仰向けになり、片方の足の膝を立てて
もう片方の足はベッドの外側に垂らしてあげると「腸骨筋」がストレッチされます。
※ご協力:坂田先生
今回のブログの内容は
腰痛と、腰痛を引き起こす筋肉の話でした。
腰痛、筋肉で連想されるといえば、そう漫画「キン肉マン」ですね。
キン肉マン王位争奪戦編での、キン肉マンVSキン肉マンゼブラの途中で
ゆでたまごのうち、原作担当の嶋田先生が腰痛で入院となり
3ヶ月ほどキン肉マンが休載となることがありました。
この時の腰痛の原因は椎間板ヘルニアとのことだったので
筋肉とは関係はありませんが、長時間の座り仕事だと
このような重度の腰痛も起きることがあるので、お気をつけください。