肩甲骨の位置の巻
暑い日から急に気温が下がり一気に寒くなりましたね
このような時には風邪などになりやすいのと
インフルエンザも流行ってきているので気をつけていきたいところですね
そんな感じで今回は古賀がブログの更新を担当していきます。
前回は、腰について書きましたので
今回は、肩甲骨の位置についてお話します。
●肩甲骨の正しい位置とは?
肩甲骨は、肩を構成する骨のひとつになります。
少し前に肩甲骨ダイエットや肩甲骨はがしなどで注目されていたと記憶してます。
そんな肩甲骨ですが、おおむね正しい位置というものがあります。
背骨の位置から肩甲骨の内側までの幅が、自分の指三本分程がベストな位置といわれています。
※イメージ
左肩甲骨内側|〇〇〇|背骨|〇〇〇|右肩甲骨内側
この〇〇〇が指三本分の幅になります。
現代社会、パソコン作業やスマホの見過ぎなどで多くの人が
肩甲骨が外側に移動してしまっている方が多いです。
※イメージ
左肩甲骨内側|〇〇〇〇〇|背骨|〇〇〇〇〇|右肩甲骨内側
背骨から肩甲骨内側まで、四~五本分の指の幅になっていたりします。
●肩甲骨が外側に行き過ぎると何が悪いのか?
肩甲骨が外に行き過ぎる=肩が前に入ってる状態となります。
肩が内に入ってると肩甲骨の内側が外側に引っ張られ
背中の筋肉にストレスがかかり、背中が硬くなる原因となります。
背中が硬くなれば肩の方にもストレスがかかり、肩こりへと発展していきます。
筋肉が硬くなる以外にも、肩の可動が悪くなり最悪
肩を挙げた時などに痛みが出る場合もあります。
野球をやってる方などには、この症状は良く見られます。
投げのモーション時に腕を後ろにもっていった際に
肩の前あたりが痛くなったら、もしかしたら肩甲骨が外側に移動しすぎて
痛みがでている可能性があります。
●肩甲骨の位置を戻すには?
肩甲骨が移動してしまう理由としては、大半は筋肉の硬さによるものですので
極論、筋肉を緩めてあげれば戻っていきます。
ストレッチやマッサージで緩めれば、ある程度戻っていきますが
てっとり早く戻すなら、鍼なんかをオススメします。
ストレッチなら、簡単なのなもので
背中で手を組んで下に伸ばして肩甲骨を寄せる動きと
同じく手を組んで手の平を正面にして前に突き出すと肩甲骨を離す動きが出来ます。
この両方をやることである程度肩甲骨周りの筋肉をストレッチすることが出来ます。
ネットで「肩甲骨 ストレッチ」で調べれば、たくさんストレッチがでてくるので
自分にあったものを見つけるのも良いと思います。
肩甲骨を外側に持って行く筋肉は、肩甲骨周りだけではなく
胸の筋肉や腕の筋肉の硬さからも肩甲骨を引っ張ってしまうので
その部分も緩めてあげるとより効果的です。
肩甲骨の内側で思い出すのは、漫画「北斗の拳」で
ケンシロウの兄弟子のひとりトキが
南斗六聖拳のレイに使った秘孔「心霊台」を思い出しますね!
ラオウとの戦いで,3日後に全身から血を吹き出して死ぬ
「新血愁」という秘孔を突かれてしまったレイの
延命のためにこの「心霊台」が使われました!
死よりも辛い痛みに襲われるため、その痛みに耐えたレイは
黒髪から白髪になってしまいましたね!
実際に「心霊台」と近い部位にモデルとなった「霊台」という経穴があります!
この「霊台」は、神経性疾患や胸痛に効果があると言われています!
神経性疾患、胸痛などあれば「霊台」に刺激を与えてみてはいかがでしょうか!
これから気温は下がってきますので
肩甲骨周りが冷えて固まらないようにお気をつけください。