夏こそ消化の良いものを
横浜市港南区港南台 JR港南台駅から徒歩10分にあります
「しみずばし鍼灸整骨院」の鈴木です。
すっかり夏本番の日々がやってまいりました。
皆様のお体も、少しずつ暑さになれてきた頃でしょうか??
さて、夏になると、「土用の丑の日」にもなじみがあると思いますが、
今年は先週の土曜日でしたね(^^)
夏こそ精を付けて、元気になる為にウナギを!!!
と、思っていらっしゃる方もたくさんいると思いますが、ちょっと待ってください・・・。
そもそも、「土用」は、立春・立夏・立秋・立冬の前の各18日間を指します。
-土用は、ウナギを食べる日!-
…ではなくて、実は、「土用」という時期は季節に合わせて身体も移り変わっていく期間ですよ、とも
考えられるのです。
この時期は、
「季節の変化に合わせ、身体も次の季節に向けて身体を整えていきましょうね。」
という時期なので、季節の移り変わりに体調を崩しがちな方は特に、この期間、
前の季節で疲れた体をしっかり養生して、次のステップに身体をすすめる準備をする
ことが大切になってくるんですね(^^)
そして、特に夏というのは、あまり消化力の高い時期ではないので、
消化に負担をかけてしまう「脂っこいもの」「甘ったるいもの」はむしろ摂らない方が、
身体には負担が少ないのです。
「鰻と梅干は食べ合わせが悪い…」
といもの、実は間違いで、むしろ、ウナギのような「こってり消化に時間がかかるもの」は、
梅干を一緒に摂ることで、消化を進めさせると考えられるのです。
これは、梅干しと一緒にウナギを食べると、
「消化できるようになるから、たくさん食べ過ぎてしまう!」
ということだったんですね。
ウナギのような高級食品をたくさん食べさせない為の言葉であった可能性があるようです。
夏バテ気味で、食欲がない方は、無理に「スタミナ食」を言われる脂っこいものは
避けて、身体が消化しやすい、お米やさっぱりとしたお浸しや、納豆で十分です!
そして、元気になって食欲も沸いてきたら、美味しいものを美味しくいただいてくださいね(^^)/
ちなみに…
年によっては、土用の期間に丑の日が2回訪れることもあります。この2回目の丑の日を「二の丑」といいますが、
今年は、8/4にも訪れます。
この時期にウナギを頑張って食べるのではなく、暑い夏を乗り切れるように、
コンディションを整える日として、身体に優しい生活を心がけてみてくださいね(^^)/