「食べたい」気持ちと「食べる」量は同じですか??
横浜市港南区港南台 JR港南台駅から徒歩10分にあります
「しみずばし鍼灸整骨院」の鈴木です。
日に日に空気が冬めいてまいりましたが、お身体お変わりなくお過ごしでしょうか?
美味しいものを食べる機会も徐々に増えて、何となく「ルンルン♪」してくる
12月がやってまいりますが、皆様、胃腸の調子はいかがでしょうか??
例年、この時期になると、
「食べ過ぎた…」
「もたれている…」
「食べたくないけど、時間になると食べてしまう…」
「食べてるのに便秘になって苦しい…」
「下痢とは言わないけれど、軟便気味…」
等といった、お悩みも耳にすることが多くなってきます。
東洋医学的にお話しますと、
「食べる」と「食べたい」は、別々の臓腑が担当しています。
ですから、
「食べたい」のに、「食べられない」
時には、胃が元気がないので、この状態で、詰め込んではいけません。
「食べたい」から、「食べ過ぎてしまう」
という時にも、胃が熱をもってガンガン消化しようとしてしまうので、
続いてしまうと、身体がかえって疲れてしまいます。
(冷え性も、実は食べ過ぎに起因することもあります。)
ただし、「食べたい」し「食べられてしまう」方は、
もともと、食べることでエネルギーを回転させて、元気に動く方でもあるので、
よく噛んで、「食べ過ぎない」程度に、楽しく食事をしてくださいね。
そして、
「食べたくない」し、「食べられない」
このような時は、消化機能だけにとどまらず、身体全体がうまく動けなくなっており、
この状態で、無理を押して「目を使う」「体を使う」「怒る!!」等というストレスが
かかると、さあ、大変です・・・!!!
精神ストレスは、ダイレクトに、脾胃(消化器)にダメージを与えるので、
病状がもっと悪化するのも想像に易いかと思います…。
私たちは、
「食べたい」量と「食べる」量、が等しくあり、それはすなわち、
「消化できる量(ちょうどいい腹八分目)」とも言え、最も脾胃(消化器)
の働きが安定的に回転できる状態でもあります。ですから、常に「食べたい量」と「食べられる量(八分目)」の
バランスを確認しながらお食事を楽しんでいただけるといいと思います(^^)/
「食べ過ぎてしまった」ときには、
時間で食べるのではなく、お腹がしっかりと空く(準備ができたという証拠)までは、
消化に優しいドリンクや粗食に切り替え、脾胃が整うのを待ってあげてくださいね。
お肉などの固形物ではなく、細かく分解された「お出汁」をいただくなどして、
タンパク質を摂取していただくのも、身体に優しいチョイスです!
そうして、早めに養生することで、身体は自然に、元の働きを取り戻していくものです。
(これを、自己回復力とか、自然治癒力、と言ったりしますよね(*^-^*))
それでも、不安な時は、東洋医学的な視点で消化機能の機能改善をお手伝いすることも
可能ですから、是非、胃薬を飲む日々が来る前に、ご相談にいらしてくださいね(^^)/
(こうした症状の場合は、プレミアム鍼灸コースがお勧めです)
それでは、皆様、楽しい年末を迎えられますよう、コンディショニングのご予定も、
今のうちに手帳に書いておいてくださいね!(^^♪