このような経験はないですか?
・急に腰にピキッと痛みが走った。
・洗面所で顔洗おうとして、前かがみになった際に痛みが走った。
・重たいものを持とうとして背中に痛みが走った。
・痛みが走った後、動けなくなった。など
以上のように、何気ない動きなのですが、その動きによって腰に痛みが走り、動けなくなるものをぎっくり腰、または急性腰痛といいます。
このような症状になったときは、まず第一に安静が必要です。
限界になってから来院では遅いです。
お客様の中には、痛いのに無理してお見えになる方がいらっしゃいますが、動くことができないのであれば安静にすることが1番重要です。2、 3日して動けるようになってからのご来院をお勧めいたします。
腰がどのようになっているかといいますと、筋肉の束が100本の繊維から成り立っていると仮定すると、そのうちの10本が伸びている状態、またはその10本の筋肉が損傷を起こし柔軟性が低下している状態になっています。
当院においては、その痛んでいる筋肉に対して柔軟性を持たせるために温熱療法や、電気療法を行います。
痛んでいる筋肉に対して強い刺激をするとかえって痛くなってしまいます。まずは、どの部分が原因で痛くなっているのかを見つけ、関連している筋肉を緩めることによって動きやすくします。
骨盤が前傾したことによって状態をまっすぐに前を向くことができない、または反ることができない方が多くいらっしゃいます。
そのような場合は、骨盤がしっかり安定することを行ってから、痛んでいる筋肉を緩めるようにしていきます。