いい汗?? 悪い汗??
残暑お見舞い申し上げます
しみずばし整骨院、汗っかきNO2の 大谷です!
(NO1といえば杉山先生(笑))
厳しい暑さですが、たくさんのアスリートのみなさんが通っていらっしゃいます。
熱中症対策ちゃんととっていますか??
私は、ブラジリアン柔術を始めて5年になりますが、
最初、『この時期を乗り越えるとかなり体力がつく』 と言われました
(↑ メンバーを減らしたくないから、という意味もある)
↑↑シザースイープの練習中。黒い道着が私です
体育館には扇風機しかなく、道着が分厚いため、ただ立ってるだけで汗だくです
今日はそんな『汗』のお話です。
スポーツを長く続けていたり、汗をかくことに慣れていると、
汗腺が鍛えられて『いい汗』が流せるようになります。
いい汗とは…
◎サラサラしていて、かくとスッキリする
◎すぐに蒸発して、すぐに体外に出ていく
◎臭いが少ない
◎含まれている塩分(ミネラル)が少ない
この汗はタオルで拭けばスッキリ、目に入っても痛くなく、汗の粒が小さいんですよね
みなさんの汗はどうですか??
そして、悪い汗はその反対
◎ベタベタしていて、かくと不快感が残る
◎なかなか蒸発せず、体外にでていかない
◎臭いが強い
◎含まれている塩分(ミネラル)が多い
汗かいた後の服に塩っぽいものが残らないか?かいてて不快で、
止めようと制汗剤などを使おうとしていないか?チェックしてみてください。
塩分とミネラル
いい汗は体温を下げるために出ているので、
体に必要な栄養素はそのままなのですが、
悪い汗はミネラルも一緒に出ていってしまうのです。(*_*)
ミネラル、電解質などの栄養素が出ていってしまうと… 『脱水』がおこります。
注意!!
★汗をかき慣れていない方
★高齢で汗腺の働きが弱くなっている方
じゃあ!どうすればいいですか?!!もう8月ですよ!ということで、解決法
『積極的に汗をかいて汗腺を鍛える』
しかないのです(T_T)/~~~鍛えなければいけないので、最初はとても辛いです。
いきなり日中の炎天下で汗をかくのではなく、
夜、少し気温が下がったら冷房を止めてみる、
など少しずつ始めてみてください。
汗っかきは汗っかきで大変ですが、
かかない人は熱が中にこもるため熱中症にかかりやすくなります。
『いい汗をかけなくて、体の調子が悪い』方もたくさんいます。
こもった熱を外に出せるよう、自律神経の調子を整えてみてはいかがですか?
鍼治療では、背中のツボを刺激して血行をよくしていきます
最初は何も反応のない方でも、回数を重ねていくと背中がポカポカと温まり、
気持ちの良い汗が出てくるようになりますよ!
いい汗をかいて猛暑を乗り越えましょう