元オリンピック選手によるトレーニング勉強会!!
しみずばし鍼灸整骨院の大谷です
今月の本院・分院合同勉強会は、
元オリンピック水泳選手の近内圭太郎先生をお招きして、
水泳トレーナーとして選手に施す筋トレと理論を教えていただきました。
『今日は体をいっぱい動かすから動きやすい服装で』
と聞いていたので、ちょっと楽しみでした
水泳は、重力のない場所で力を発揮しなければいけない特殊なスポーツ
だと近内先生は言います。
プカプカと浮いている状態が普通なので、軸となる体幹を自分の力でしっかり支えられないといけないんですね
重要なのはコレ↓↓
『ヒップヒンジ』といって、スクワットの途中の体勢です。しかし!
前のもも(大腿四頭筋)ではなく、お尻を使ってキープしなければ正しいフォームではないのです。
これがとても難しく、そして筋肉が悲鳴をあげています(汗)
もう一つ、見ているところは、
股関節が正しく曲げられているか?
です。
後ろからヒップヒンジの体勢を見ると、お尻の位置が明らかに違うのです。
これは、股関節をうまく曲げることが出来ずに代償行動をとっているのだそうです
近内先生のトレーニングでは、この『ヒップヒンジ』のポーズのまま!
足を後ろに伸ばしたり、手を伸ばしたりするのです(+o+)
これがまた辛い!
そして、ここで再認識するのが『中臀筋』の弱さ
いくら運動しているとはいえ、やはり現代人は乗り物に頼りきりで足腰ナマッていますから、このトレーニングはキツかったです(泣)
今日のトレーニングはただの筋トレではありません
これから出場する選手たちが『体を動かしやすくする』ために、
近内先生が実際施しているテクニックなのです。
『協同運動ではなく、筋肉を単独で動かすことができるか?』 ということに重きを置いて、
選手にもわかりやすく指導しています。
なので、動かす回数は5~10回と少なめです。
正しく筋トレしたあとの筋肉痛、疲労感はなぜか心地よかった私でした
そして、近内先生のトレーニング後、最初にできなかった足上げをやると。。。。
『最初よりやりやすい!!』
なんだか体が動かしやすくなっていました。
今回は、水泳に特化したトレーニングを教えていただきましたが、
これを工夫して日々の施術にも取り入れていこうと思います
近内先生、ありがとうございました