ギックリ腰に鍼治療を
しみずばし鍼灸整骨院の大谷です
今年に入り、パウダーファンデーションのパフの手入れが億劫になり、リキッド一本でいこうと、BBクリームに挑戦しました。
BBクリームは、ピーリングや整形などで顔の皮膚が敏感になっている時でもメイクができるよう開発された、医療用の画期的なファンデーションです。
ですが、使い方が難しく、塗る量の違いで能面のような仕上がりになってしまうので、あまり浸透していないようですね
私も最初は能面や伝統工芸品のような分厚いヌメリ感と戦いましたが、最近ついにBBクリーム一本でスベスベ肌を作り上げることができるようになりました!!
塗っている間もスキンケアし続けてくれるため、鼻や顎などの気になる毛穴なんかも以前に比べると汚れが溜まらずツヤツヤになりましたよ(*^_^*)
今回は、私のおススメ治療法のご紹介です
みなさんはギックリ腰の経験ありますか??
私はたまに腰痛が出ますがギックリ腰になったことはありません。
ギックリ腰は、正式に言うと『腰の捻挫』です。
腰の骨が何かのきっかけで動いてしまい、周りの靭帯や軟部組織を傷つけ、炎症を起こす急性の疾患です。
とくに、前屈(おじぎ)30°、例えば歯磨きしている時や何かの拍子に力を抜いた瞬間に起こることが多いです。
ギックリ腰になってしまったら
当日~4日間
症状の特徴としては、炎症により強い痛みで歩けない、寝返りもうてない、絶対安静の状態です。
おうちでできる事は安静とアイシングです。
ヘタにロキソニンなどの痛め止めを使って動かしてしまうと症状が悪化しますので、炎症期にはひたすら冷やして横向きで動かないようにしましょう。
治療院までこれる人
炎症の度合いにもよりますが、初日から鍼治療を受ける事はできます。
なんとかうつ伏せになれる方を目安にしています。
当院のベッドは緩やかに湾曲しているため腰に優しく、初日でもうつ伏せになれる方が多いです。
もし無理な方は低いマットもご用意しております。
鍼治療は、パルスという電気鍼で治療しますのでその姿勢を10分キープできなそうな方はグローブ療法で治療します。
電気鍼を使う理由
急性期の炎症を抑えるための周波数を使って、炎症を最小限に抑えます。
熱感と負傷した軟部組織周辺を囲ってこの電気を流すとギックリ腰からの回復が驚くほど早くなります。
特に、試合に間に合わせたい、旅行がある、仕事が休めない方など回復を迫られている方はチャレンジしてください!!
受傷から一週間
鍼治療をしておくと、この頃にはうまく動けるようになっています。
残っている硬さや痛みの治療をしていきましょう。
自然回復の場合も最初の痛みからは回復していますが、腰の周りの筋肉がコルセットのように固まる時期です。
硬さのためにスムーズには動けません。
患部の周りをしっかりほぐしたり、インディバやO2オイルで硬さを取り除いていきます。
一週間~二週間
温めを中心に患部付近のマッサージも加え、硬さを取り除く治療を始めます。
元通りに運動ができるかどうか、可動域や痛みの再確認をしながら徐々にゴーを出していきます。
この時期に無理をすると再発しますので注意が必要です。
骨盤の歪みも治療に組み込んでいきます。
回復と予防
ギックリ腰は繰り返す方も多いです。
普段から背中が張るタイプの方、運動量が多い方、中腰の態勢で重い荷物を持ったり、寒い場所で力仕事をしている方は普段から定期的に体を温め、柔らかくしておくメンテナンスを心がけましょう。
ギックリ腰治療、効果と治療実績
腰を痛めてから、何となく動かしてしまったり温めてしまった方は回復にてこずる場合もあります。痛め止めの薬が適応になる方も中にはいますが、
早めの手当てに鍼治療がオススメです!
炎症を最小限に抑えるために、鍼に電極をつけ鎮痛効果の高い電流を流します。
さらにオイルマッサージ、インディバ、グローブ治療を施しておくと、
◎どうしても仕事に行かなければならない方
◎大会や試合が近い方
には、回復の速度がダントツに違うのでオススメです(*^_^*)
特に最近はマラソンブームで、大きな大会にエントリーし
記録を伸ばしている方も多いですよね
大会、試合の一週間前にまさかのギックリ腰に見舞われる患者さんをたくさん診てきました。
治療する私たちも治療後の予測を立てながら
その時までになんとか体が動くよう、出来る限りの治療を提供していきます
鍼治療はやったことがないし、ましてや接骨院に来ることすら初めて
という方も、刺す瞬間や電気の具合はしっかり声をかけて進めますのでご安心ください。
ぎっくり腰にかかったらぜひ一度受けてみてくださいね(^O^)/