ポイントは肩甲骨!夏バテ予防!
こんにちは!
しみずばし鍼灸整骨院の古谷田です。
梅雨も明けて、めちゃくちゃ暑くなりましたね!
私は個人的に、汗っかき暑がりで肌も紫外線に弱く、汗冷えクーラー病と自律神経も
ダメージを受けがちで、夏は超が付くほど苦手です。
それでも何とか酷暑の季節を乗り切らなければならないですから、
今回は肩甲骨を動かす簡単な体操で夏を乗り切る方法についてご紹介します。
なぜ夏バテ対策に肩甲骨なのか
肩甲骨を動かす簡単な体操で夏を乗り切ると言いましたが、
何故夏バテ対策=肩甲骨なのでしょうか?
理由は簡単で、暑いと上半身の運動量が減るからです。
上熱下寒とよく言いますが、一般的に熱は上半身にこもりがちです。
暑い時はなるべく動きたくないですよね。
そうなると日頃から血行不良を起こしがちな首肩背中の血流量が低下、
筋肉に疲労物質が停滞し凝った状態になります。
凝り固まった筋肉は動かしにくく、少しの活動で疲れやすくなり
余計に疲労物質が溜まる悪循環に陥ります。
そうなると、疲れが抜けにくく、朝からだるい、やる気が出ない夏バテ状態になります。
更にこの状態が続くと、背骨の動きをしなやかに保つ為の筋肉まで固まってしまい、
深部の血行不良が起こる事で内臓機能をコントロールする自律神経が弱っていき
食欲不振や不眠などの症状を引き起こします。
また、汗は体温を下げるため体に備わった機能です。
人によっては汗をかくと体温が下がりすぎてしまう汗冷えを起こします。
筋肉も神経も冷えに弱く、3つの不調が重なると機能回復に物凄く時間と労力を要します。
こうなる前に今回お伝えする方法で夏バテを予防しましょう!
夏バテ予防体操
今回夏バテ予防体操を2つご紹介します!
キャット&カウ
1.四つん這いになります。
この時少し腹筋を背骨側に引き上げるようにお腹に力を入れます。
2.息を吸いながら、胸を天井のへ向けるように引き上げて背骨を反らします。
背骨を腰や首だけで曲げようとせず、背骨全体で反らせます。
3.息を吐きながらお尻から首に向かって背骨を丸めて目線はおへそに向けます。
手のひらでしっかり床を押して肩甲骨を高くします。
4.2と3を繰り返します。5〜10回が目安です。
肩の上げ下げ
1.図のようなポーズを取ります。
この時、横から見て肘が肩の前になるべく出ない位置を意識して下さい。
壁を背にすると肩が前に出すぎていないか確認しやすいです。
2.腕を上に上げます。
この時も腕がなるべく前に出ないようにゆっくり動かします。
3.肘を曲げて腰の方向に引き下げます。
手の平は前に出ても良いですが、肘はなるべく
胴体の真横に引き下げます。
4.2〜3を繰り返します。
腕や肩がじんわり疲れるくらいが目安です。
猫背姿勢の方や肩関節の可動域が狭い人は胸のラインに
肘を持ってくる事が難しい場合があります。
無理せず出来る範囲で胸を開き、慣れてきたら少しずつ可動域を広げていきましょう。
この2種類を体の固まっている朝や、疲れている時などにやってみてください。
少しずつでも体が変わってきますよ!