足の痛み ~シンスプリント~
こんにちは!
しみずばし鍼灸整骨院の坂田です!
今回お話しさせて頂くのは、シンスプリントについてです。
皆さんは、シンスプリントは、ご存じでしょうか?
シンスプリントとは、運動時や運動後に内くるぶしの少し上でスネの内側部分に痛みが発生するのが特徴です。
原因としては、扁平足、過度な運動、ストレッチ不足などが挙げられます。これらが原因となり、後脛骨筋という筋肉と
後脛骨筋が付着している骨との部分で炎症を起こしてしまいます。
さらに、このシンスプリントを何もせずに放っておいてしまうと、疲労骨折になってしまい治癒するのに時間がかかってしまいます。
そうならない為にも今回はシンスプリントに対するストレッチとテーピングを紹介していこうと思います。
・ストレッチ,マッサージ
シンスプリントは、後脛骨筋のストレッチのみでは、改善されません。後脛骨筋の他に下腿三頭筋(一般的にふくらはぎの部分)
などのストレッチも行っていかなくてはなりません。
①下腿三頭筋のストレッチ
一つ目は、一般的によく行われているアキレス腱を伸ばすストレッチです。
足を前後に開き前に重心を持ってくることによりアキレス腱が伸ばされます。
二つ目はタオルを使ったストレッチです。
タオルをつま先にひっかけてタオルを引っ張ります。この時に膝が曲がった状態でタオルを引っ張って
しまうとふくらはぎが伸びないので膝を伸ばした状態でタオルを引っ張ってください!!
②足裏のマッサージ
足裏には、たくさんの筋肉が付着していて後脛骨筋もその一部に含まれます。
なので、足裏をほぐすことによってシンスプリントへの痛みも軽減していきます。
やり方は、足裏にゴルフボールを置いて転がすだけです。これにより足裏の筋肉が刺激され
ほぐれていきます。
・テーピング
このテーピングは、大事な試合があったり痛みに耐えられない時などに行うのがオススメです。
毎回テープを巻いていると体がテープに慣れてしまい、テープを巻かなきゃパフォーマンスが下がってしまう
という事があります。
貼り方(上の図が完成系)
①まず内側のふくらはぎの周囲にある骨を見つけます。(スネの真ん中より少し上の所)そこを
スタートとして貼っていきます。この時ふくらはぎにストレッチをかけた状態にします。(下の図)
②次にそのまま引っ張らずに内くるぶしまで貼っていきます。
③内くるぶしまで貼り終えたら20から30%の力で引っ張りながら小指の方向に向かって貼ります。
④次に内くるぶしから4横指上の所からテープを100%の力(長さ10cm)で2~3枚貼っていきます。
この時、テープは半分程重ねながら張ってください。これで完成です!!
当院では、こうしたテーピングやストレッチ指導の他にも超音波治療、インディバ治療、電気治療など
様々な治療を提供しております。
ケガでお困りの際は、是非ご相談ください。