夏の体温調節!

2019年7月13日 ブログ

皆さん、こんにちは!!

今週のブログ担当は垣内です(^o^)丿

今日は「体温調節」についてお話したいと思います。

 

夏はとにかく暑いので、クーラーで身体を冷やしたり、冷たい物が食べたくなったりしますよね

身体を冷やす事は悪いことではありません

が、日常的に空調の効いた部屋で過ごしている、常に内臓を冷やしている

そんな状態が続くと体温の調節能力の低下」を引き起こすことがあり、

熱中症や低体温症の両方のリスクが高まるので注意が必要です(>_<)

 

 

体温を一定に保とうとする働き

人間はもともと気温が変化しても一定の体温に保とうとする「恒温動物」です。

私たちのからだは、血液の流れる量を変化させたり、汗をかいたりすることで、体温を一定に保つよう調節されています。

 

皮膚から「寒さ」を感じると、その情報が脳の自律神経の中枢、「視床下部」に伝えられ、ここから体温を一定に保つよう指令が出されます。

 

すると血管を縮めて血液をあまり流さないようにすることで、皮膚表面の温度を低く保ち、体内の熱を外に逃がしにくくします。

 

寒いと自然にからだがふるえますが、これは筋肉をふるわせて体温を上げようとする反応です。

 

暑くて体温が上がりそうなときには血管を広げてたくさんの血液を流し、

皮膚の表面温度を上げて熱を出したり、汗をかいて熱を逃がしたりするように調整されています。

 

小さい赤ちゃんやお年寄りは、この能力が低い為に

十分注意して空調管理を行わないといけません。

 

体温調節が上手く出来ない原因

 

夏なのに体が冷えている

冬なのに火照ってしまい、汗がだらだら出る

といった症状のある方は、体温調節が上手く出来ていない可能性があります。

主な原因として次のことが考えられます。

 

①自律神経の乱れ

ストレスを感じると自律神経の働きが悪くなります。

また常に空調の効いた屋内にいると外との気温差が生じるため、自律神経が乱れてしまいます。

②血液循環の悪化

温かい血液を全身に巡らせることで、手や足の体温を保ちますが、循環が悪くなると末端冷え症などを引き起こします、

③筋肉量の低下

筋肉量が少ないと、エネルギー代謝が下がるため、体温が発生しにくくなります。

また、筋肉は血液を体に循環させるポンプの役割も果たす為、血液循環の低下から冷え性を引き起こします。

④女性ホルモンの乱れ

女性は月経があるため、周期によってホルモンの切り替わりがあります。

 

排卵前後や月経直前に体調不良を起こすのはホルモンの影響が強いのですが、ホルモンを支配しているのは自律神経なので

当然、自律神経の乱れも起こります。

 

自律神経の乱れ=体温調節が上手く出来ない状態

ですので、ただ身体を温めるだけでなく、様々なケアが必要になります。

 

 

どうすれば体温調節が自然に出来る様になるのか

 

それは先程、お話した

自律神経の乱れを改善する必要があります。

 

①良質な睡眠をとる

②適切な食事をとる

③軽い運動をする

 

いたって普通の事ですが、

自律神経を整えるにはこの方法が有効です(^o^)丿

今度はもっと詳しくお伝えしますね