五十肩について

2021年9月30日 インディバ, ブログ, 肩痛

横浜市港南区港南台 JR港南台駅から徒歩10分にあります

「しみずばし鍼灸整骨院」の古賀です。

 

この頃、気温が下がってきて秋の訪れを感じさせます。

季節の変わり目は気温差のせいで体調が悪くなったり

関節を痛めて、最悪ギックリ腰になるなんてことが多く起きます。

もし何かあればご気軽にご連絡ください!

 

本日は、五十肩または四十肩について書こうと思います。

五十肩や四十肩はいわゆる通称なので実際には

「肩関節周囲炎」と言われています。

50歳代によくみられる症状で、肩関節を構成する

骨、軟骨、腱、靭帯などの細胞が老化により

炎症することで肩関節に痛みが出現します。

 

病態は多彩にわたりますが、

・痛みで髪が結えない(頭を洗えない)、腰に手が回せない

・夜に痛み出し寝ていても痛みで目が覚めてしまう、寝れない

この2つはよく見られる症状になります。

 

肩関節周囲炎はまず発症後に炎症期がやってきます。

炎症期→回復期→沈静期と変わってきます。

簡単に説明を書きます。

 

1・炎症期

 10日~2週間ほど炎症が続き痛みのピーク時となります。

 動かすだけで激痛が起こり、痛みで寝にくい時期になります。

 この時期は、なるべく安静にして痛み止めや湿布を使い

 痛み、炎症を下げること主とします。

 

2・回復期

 約1ヶ月程度

 炎症が収まり痛みの範囲が限局していきます。

 この時期あたりから動かせる範囲で動かしてあげた方が

 関節が固まりにくくなるのですが

 あまり無理をすると再度炎症が起こることもあるので

 注意が必要となります。

 

3・沈静期

 約1ヶ月程度

 痛みが完全に消える時期ですが、肩の周囲の組織が癒着など起こしていると

 関節が固まってしまい動かしにくくなります。

 ですのでここからは、リハビリで動きを戻していく時期になります。

 

対処なのです、私としたら鍼灸師ですので鍼をおススメします。

炎症期には鍼で炎症の治りをよくしていき

回復期には固まっている筋肉をゆるめ

沈静期には鍼で可動域を増やしていく

簡単に書くと、このようなプランでやることが多いです。

 

肩関節周囲炎で怖いのは可動域の低下です。

痛みが出た際には整骨院でも整形外科でも通いやすいところでよいですので

対処を必ず行っていただいた方が良いと思います。

鍼以外にでもインディバや電気グローブを使って行えますので

鍼はちょっとという方でも気軽に相談してください。