その寝違え、揉んでないですか?

2022年10月24日 しみずばし, ブログ

横浜市港南区港南台 JR港南台駅から徒歩10分にあります

「しみずばし鍼灸整骨院」の古賀です。

 

最近は寒暖差が大きく身体の不調がでやすいかと思いますが

皆様いかがお過ごしでしょうか、古賀です。

寒暖差があるので、いつ布団を冬ものにしたものかと悩んでいる毎日です。

 

寒くなってくると良く起きるのイメージがあるのが、寝違えです。

寝違えは、首周囲の組織に炎症が起きている状態であり、

原因としては、睡眠時の体勢だと言われています。

不自然な体勢で寝ていると筋肉への血流が阻害されてしまい

血液不足になり、その部分がかたくなってしまいます。

動かした際にかたまってしまった部分が引っ張られて痛みがでてしまいます。

 

炎症が起きてしまった際にやってはいけないことは

ストレッチやほぐすことです。

診てきた方の中には、寝違えでほぐし屋さんなどでほぐしてもらったら悪化した。

寝違えてしまったからストレッチしたら悪化したなんてこともありました。

あまりにもひどい場合は、痛みで首が傾いたまま動かせないこともあります。

なぜ悪化するのかというとイメージとしては、

皮膚にできた切り傷を揉んだり伸ばしたり状態です。

このように考えるとわかりやすいかと思います。

やれることは、炎症部に抗炎症剤の入った湿布を貼り

安静にすることをおすすめします。

湿布は基本的に6時間ほどで効果が切れますので、

そのくらいになったらはがしてください。

貼りっぱなしの方をよく見かけますが張り続けると皮膚があれることもありますので

しっかりと管理していただいた方が良いです。

鍼も効果がありますが痛みまでは0になることは少ないので

並行してやっていくのが良いかと思います。

 

予防としては、

・合わない枕を使わない

・寝る前には水分・ミネラルをとる

・寒い中では、なるべく寝ない

・泥酔状態で寝ない

これらが予防となります。

他には、内臓が疲れている時もなりやすいです。

 

寝違えは数日で良くなりますが、あまりにも長いようでしたら

病院でみてもらうことも大切です。

もしなにかあればご相談承りますので

お気軽にご連絡ください。