骨折の話 ①
こんにちは。
しみずばし鍼灸整骨院の杉山です。
いよいよ本格的に寒くなってきましたね。
街中もクリスマスの雰囲気から正月モードですね。
今年も残り少ないですから
体調やケガに注意して下さいね。
万全の状態で年を越しましょう!!
骨折
皆さんは骨折されたことはありますか?
自分は踵(かかと)の骨を骨折したことがあります。
サッカーの試合前のシュート練習で
着地時に、踵が接した地面が固くなっていて
その時は「痛ッ!!」くらいだったんですけど
だんだん痛みが強くなってきて・・・。
そのまま試合はしたんですけどね(^^)v
次の日、痛みが治まらなかったので
整形外科でレントゲン撮影したところ
踵の骨に亀裂が入ってました(>_<)
それが人生初の骨折でした。
「骨折」というと一言で言ってしまうと簡単ですが
実はいろんな種類があります。
部位によっても違いますし
骨折の線の入り方によっても違います。
また、年齢によっても骨折の仕方が違います。
今回は骨折の事を何回かに分けて教えますね!(^^)!
骨折の固有症状
「固有症状」というのは、骨折の時に現れる
特有な症状のことを言います。
言い換えれば「これがあったら骨折」っていう症状ですね。
①異常可動性(異常運動ともいいます)
折れてる部分が関節部分のように動く事です。
「そこ!普段そんな動き、しませんよね?」
…のような症状が出ます。
②軋轢音(あつれきおん)
折れてる部分の骨と骨が触れ合うことによって出る音です。
でも、耳に聴こえるものではなく
患部に指を当てて、わずかに感じる事ができる程度のものがほとんどです。
③転位と変形
骨折したことにより、折れてる部分が
ずれたり、曲がったりします。
この、骨の位置が変わることを「転位」といいます。
また、この転位により見た目が変わることを
「変形」といいます。
この固有症状は確実に分かるものと
そうでないものがあります。
自分で判断するのは危険ですので
必ず早い段階で専門の医療機関を受診して下さい。
次回は「年齢によっての骨折の違い」を教えます。