身近な陰と陽
こんにちは
しみずばし鍼灸整骨院の大谷です。
四股を踏み続け2週間が経過しました。最初よりもラクラク♪に足があげられるようになりました。
そして、苦手な小走りができるようになったのです!ちょっとしたダッシュでも足が重かったのですが、2週間で普通にできるようになりました。
簡単にできるので、これからも朝・晩は踏み続けます(^O^)
大相撲11月場所は関西で行われるので次回はまた初場所♪もう来年の話をするなんて(汗)
さて今日は、東洋医学でおなじみの『陰陽』について
陰陽を簡単に説明するこのマーク、みなさんどこかで見たことありませんか??
『陰陽大極図』といって、 白と黒が陰と陽をあらわしているんですよ。
大極図は『全てのものはどちらかが多くなったり、
少なくなったりしてバランスを取りながら流れているのですよ』ということを表しています。
■『陰極まれば陽になり、陽極まれば陰になる』
日本の四季は、夏至、冬至を境に暑さ寒さが和らいでいきますよね
これは夏の陽の気、冬の陰の気が極まりバランスが変わっていくことをしめしています。
どちらかが良い、悪いではなく、そのように
変化していく中で『真ん中』を保つことが大事ですよ、と教えてくれているんですね。
この『真ん中』のことを『中庸』(ちゅうよう)といい、陰にも陽にも傾かずバランスのとれた状態(健康)を表しています。
中庸を保つためには、季節の食べ物を食べるといいんです。
例えば、夏ならスイカ、冬なら白菜。スイカは清熱作用といって、熱を冷ます効果があり、白菜は身体を温める効果があります。
今はスーパーで何でも買えて食べられてしまいますが、できるだけ旬のものを体に取り入れてあげてください中庸を保つためのポイントです。
大極図に戻りましょう
■『陰中の陽、陽中の陰』
黒い点、白い点はなんでしょう??
これは、『陰中の陽、陽中の陰』といって、陰陽の中にもさらに陰と陽があることを示しています。
わかりやすく言うと、男女は男が陽で女が陰ですが、女の人の中にも活発で男っぽい人は『陰中の陽』なのです(私のように(笑))
なので、その人の中に多すぎるものがあれば引いて、足りないものを補えば、バランスがよくなるというわけなんですね。
陰陽で体をチェック
四つんばいになってみましょう。
この状態で、お日様があたる面は陽の経絡が流れています。日に焼けている部分です。
逆に、内側にあって白い部分は陰の経絡が流れています。
バランスのよい体を作るには、陽の経絡に異常がある時は陰を治療するといい、といいます。
これは、西洋医学でいう『拮抗筋』にあたります。
足の後ろ側にあるハムストリングスの拮抗筋は前の大腿四頭筋です。
ハムストリングスの筋力に問題がある時、
ハムストリングスを治療するというより四頭筋の柔軟性も見ていかないと根本的に改善しません
陰陽でも同じことですね。
伝統的な東洋医学が身近な治療にも使われているなんて驚きですね。
では、最後に↓↓
■犬好きと猫好き
これは、陰陽の面白い考え方なのですが
みなさんは犬と猫、どちらが好きですか??
犬は元気で活発な陽、猫は静かでクールな陰の気を持っています。
自分に似たものが好きなのか、と一瞬思うところですが、その逆で
犬が好きな人は自分に陰の気が多いので陽を補おうとしているといいます。
活発で明るい犬からエネルギーをもらって、自分も元気になる♪というわけです。
猫好きは、自分に陽の気が多いのでちょっと落ち着いてリラックスしたい、
という思いから猫から陰の気を補おうとしているといいます。
占いにも使われている『陰陽』
みなさんも身近なところでぜひ感じとってみてください