足関節捻挫 ~有痛性外脛骨~
こんにちは。
しみずばし鍼灸整骨院の坂田です!!
6月の梅雨の時季も終わりに差し掛かり夏が近づいてきましたね!!
夏といえば、花火大会やお祭り、海やキャンプなどといったイベントがたくさんありますね。
今回は、ほとんどの人が経験した事のある足首の捻挫!!
その中でも有痛性外脛骨についてお話していきます。
有痛性外脛骨の説明に入る前にまず足首の捻挫について説明していきます。
足首の捻挫には大きく分けて2つの捻挫の仕方があります。
①内返し捻挫
一般的な足首の捻挫は、この捻り方による受傷が多いです。
負傷部位としては、外くるぶし周囲に痛みや腫れが出現します。
さらに、この捻り方は、場合によっては足を捻った際に小指の骨についている筋肉が骨を
引っ張ってしまい下駄骨折(第五中足骨裂離骨折)になることがあります。
骨折の場合、足を捻った後に小指の周囲に腫れや痛みを感じるのが特徴です。
下駄骨折の場所
②外返し捻挫
外返し捻挫は、下の図のように捻挫した際に足首の内側の靭帯を損傷したりします。
それでは次に、有痛性外脛骨について説明させて頂きます。
まず、足には踵の骨など約20個ほどの骨で構成されていてその中でも舟状骨という骨が
原因で足を捻った時などの際に足の内側に痛みが出るのが特徴です。
では、この舟状骨がどうなると有痛性外脛骨になるかというと舟状骨が過剰にある(過剰骨)ことで痛みが起こります。
<特徴>
・基本的に捻挫の仕方で一番多く発生する内返し捻挫を起こした際に通常、外くるぶし周囲に
痛みがでるのですが、有痛性外脛骨は、内側の方に痛みが出現します。
痛みとしては、歩くときなどの動作をした時や舟状骨を押された時などに痛みがでます。
そして安静にしている時は、痛みが出ないのがもの
・扁平足を伴うもの(必ずしも扁平足を合併しているとは限らない)
続いて舟状骨と言われてもどのあたりにあるか分からないと思う方もいらっしゃると思うので舟状骨の
触り方についてご説明します。
まず、内くるぶしを触り、そこから斜め下に向けて指を撫でていくと硬い突起物にあたります。
それが舟状骨です。そこを押して痛みが出現する場合は、有痛性外脛骨の可能性があります。
治療としてはまず、痛みが起きていた場合は、超音波治療やインディバ治療などを行っていきます。
また、患部が動かないように固定も行っていきます。
痛みが取れてきたら、扁平足に対するテーピングや足の筋肉トレーニングを指導していきます。
それ以外に電気治療による足首の可動性なども出していきます。
もし、足の痛みで気になる症状があれば
是非、当院に来て頂いて一度ご相談ください!!