天気頭痛の対策とは??

2022年4月30日 ブログ

横浜市港南区港南台 JR港南台駅から徒歩10分にあります

「しみずばし鍼灸整骨院」の鈴木です。

 

コロナ禍にありつつも、少し楽しみも増えてきた「GW」を迎えている皆様も多いかと思われますが、

皆様、元気にお過ごしでしょうか?

季節的に5月に入ると、気持ちの良い時期になってまいりますが、今年のGWは目まぐるしい空模様、

気温差も大きな「季節の変わり目真っ只中!」を体感されている方も多いかもしれません。

そんな「季節の変わり目」に起こりやすい(最近よく耳にする)「気象病」について、

少しお話をしたいと思います。

院にいらっしゃる方からも、天気が安定しないと、

「お天気頭痛」「古傷が痛む…」「いつも痛いところが更に辛い…」

といった声を聞くことが多くなっておりますが、原因は数あれど、ざっくり言えば、

「自律神経の乱れ」と言えます。…が、これはもう、耳にタコかもしれませんね(笑)

 

前回も、鈴木は「春は肝、肝は筋、自律神経!」とブログでお話ししたのですが、

その自律神経は、“血管の運動”もコントロールしておりますので、

「気圧が下がる→血管にかかる圧が下がる→血管を抑えている力が弱くなる」

ために、つまるところ、血管が膨張して神経を刺激することとなり…「ズキズキ」となるわけです。

自律神経は、筋肉にも作用しますから、頭痛に関しては、こめかみのズキズキ頭痛(片頭痛)よりは、

後頭部がギューッと締め付けられる頭痛(緊張型頭痛)になって現れることもありますね。

本来であれば、こうした外の世界の変化に応じて、体が困らないように「自動的に」調整してくれるのが、

自律神経なのですが、睡眠不足や栄養不足、運動不足や過度な運動ストレス等々、身心共に自律神経が

うまく働けない環境を作ってしまっていると、すぐに乱れてしまいます。

おまけに、女性は月経ホルモンによって、体のあれこれが影響してるために自律神経が乱れることで、

様々な体の「痛み」がでやすくなってしまうのですね。

 

こんな時、じゃあ、どうするの?

 

鍼灸師の鈴木が、かなりの確率で聞かれるのが(笑)、

「なんかいいツボあります?」

です。(笑)

様々な考え方がありますが、第一に先ほど挙げたような「体にストレスを与えている直接的な原因」

を取り除いてもらうことがなければ、どんな「特攻ツボ」があったとしても、効かないと考えますから、そうした要因を

取り除いてもらうことが実は「特攻」であると、考えています。

強いて言うのならば、「水」と「巡り」に関わる経穴(ツボ)【復溜】を、鍼灸治療の時には取り入れることが多いですね(^_-)-☆

(内くるぶし から指3本分上がった所で、親指一本分アキレス腱方向に内側に入った辺りにあるツボ)

お灸の熱を使って、「余分な水分を掃う」という施術をすることもあります。

 

とはいえ、一つのツボというよりは、体の流れを整えてうまく巡れる土台を、

様々な角度でアプローチしていく必要があります。

気象病で少し憂鬱・・・とお困りの方は、

まずは、物の試しに(笑)鍼灸治療を受けにいらしてくださいね(^^)/

※吐き気や重度の自律神経症状が出てしまう方は一度、

専門医師に重篤な疾患がないかどうか診察していただくことを強くお勧めいたします。